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【初心者向け】Webマーケティングとは?未経験・独学でも押さえておきたい基礎知識を徹底解説!

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「Webマーケティングとは?」この問いにすぐ答えられますか?この記事ではWebマーケティングを勉強し始めたばかりの方やこれからWebマーケティングを勉強して、日々のブログ運営やWebサイト(Webメディア)運営に活用していきたいIT・Web未経験〜初心者向けに参考記事を書いていきます。

 

なるべくお金をかけずに独学でWebマーケティングをマスターして、Webマーケッターに転職したい人を応援します。

 

一緒に勉強していきましょう!

 

Web(ウェブ)マーケティングとは

Web(ウェブ)マーケティングとは、Webを中心に行われるマーケティング活動です。WebサイトやWebサービスを用いて行われます。例えばECサイト(オンラインショップ)などのWebサイトやWebサービスで多くの人(消費者)を呼び込み(集客)、サイト上に掲載された商品やサービスなどの購入を促進するための活動はWeb(ウェブ)マーケティングに該当します。

 

そもそもマーケティングとは何なのでしょうか。かの有名なピーター・F・ドラッカーは「マーケティングとは、売り込み(販売)を不要にすること」であるとしてマーケティングの理想を語っています。私なりに解釈すると、マーケティングとは「どんな商品やサービスを顧客が求めているかを調査し、どのように物を提供するかの仕組み作りを通して、効果的に商品やサービスが売れ続ける方法を探ること」だと考えます。

 

Web(ウェブ)マーケティングマーケティングの違い

Web(ウェブ)マーケティングマーケティングの中の一つであると言えます。インターネット上かリアルな場かの違いがあります。 

 

Web(ウェブ)マーケティング

主にインターネット上で行うマーケティング。施策の結果をすべて数値で管理でき、改善やアプローチのスピードは早いのが特徴。低予算でも顧客や見込み客のニーズを理解し、集客の流れや仕組み作りが可能。 

 

マーケティング

主にリアルな場で行うマーケティング。Webマーケティングと比べて手間や費用がかかり、改善やアプローチのスピードは劣るのが特徴。商品説明会やセミナーなど人件費や時間のコストはどうしてもかかる。

 

Web(ウェブ)マーケティングとデジタルマーケティングの違い

Web(ウェブ)マーケティングはデジタルマーケティングの中の一つであると言えます。扱う世界の範囲が狭いか広いかの違いがあります。

 

Web(ウェブ)マーケティング

主にWebサイトを軸に考えるマーケティング。Webサイトの世界だけに閉じたマーケティングで扱う世界の範囲が狭いのが特徴。

 

デジタルマーケティング

主にデジタルを軸に考えるマーケティング。Webサイトの世界だけではなく、デジタルで得られる多くのデータやタッチポイントを活用するマーケティングで扱う世界の範囲が広いのが特徴。

 

Web(ウェブ)マーケティングの重要性

日本のBtoC(企業対消費者)EC(電子商取引)市場は急速に拡大しております。今後も右肩上がりで伸び続けていくことが予想されます。経済産業省の統計によると、2019年のBtoC-EC市場規模は19兆3,609億円(前年比7.65%増)。物販系分野を対象としたEC化率は6.76%(対前年比 0.54ポイント増)という調査結果が出ています。その他、CtoC(個人間取引)EC(電子商取引)市場規模もBtoB(企業間取引)EC(電子商取引)市場規模も前年比増しで伸びています。

www.meti.go.jp

スマートフォンSNSが普及し、ネットショッピングが日常生活の一部になりました。実店舗に行かずとも、ネットのオンラインショップで簡単に商品やサービスの購入が可能です。あなたもよく利用しているのではないでしょうか。ネットショピングはもう若い10代〜20代だけが利用しているわけではなく、幅広い世代がWebサイトやWebサービスなどから購入しています。今後もニーズが高まり、色々なWebサイトやWebサービスが増えると競争が激しくなるのは予想できますよね。

 

Web(ウェブ)マーケティングがなぜ重要なのか。それはあなたのWebサイトやWebサービスが発見され、利用され続ける可能性が年々難しくなっているからです。

 

上記のような各社、各個人によるWebサイトやWebサービスが増え続けるということは、その分Web広告が増えることも予想されます。いかにして自社(自分)のWeb広告やWebサイト、Webサービスを発見して集客に繋げられるか。そして、どうしたら長くWebサイトやWebサービスに滞在して、回遊を促して商品やサービスにたどり着いてもらえるか。そして、どうやって購入してもらうのか。

 

Web(ウェブ)マーケティング無しでは今後のWebサイトやWebサービスの利用を継続してもらうのは年々ハードルが高くなることでしょう。

 

Web(ウェブ)マーケティングの業界

Web(ウェブ)マーケティング業界は、将来性が高く今後も成長市場でしょう。それは下記の記事からも分かります。2020年のインターネット広告費は2兆2,290億円(前年比5.9%増)となり、マスコミ4媒体広告費合計値に匹敵する規模となったそうです。

 

xtech.nikkei.com

 

Web(ウェブ)マーケティングの手法・種類一覧(集客施策、関係継続、接客施策、回遊施策、再訪促進)

Web(ウェブ)マーケティングの集客施策

SEO(検索エンジン最適化)

リスティング広告

アフィリエイト広告

・アドネットワーク広告

SNS広告

ソーシャルメディア対策

・ウェビナー(Webセミナー、オンラインセミナー)

Web(ウェブ)マーケティングの接客施策/回遊施策

・LPO(ランディングページ最適化)

・EFO(入力フォーム最適化)

Web(ウェブ)マーケティングの関係継続

Googleアナリティクス

Web(ウェブ)マーケティングの再訪促進

・リターゲティング広告

・メールマーケティング

Web(ウェブ)マーケティングの用語

Web(ウェブ)マーケティングを勉強していると専門用語がたくさん出てきますよね。下記に初心者向けに代表的なWeb(ウェブ)マーケティング用語を記載しました。Web(ウェブ)マーティング用語についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事(準備中)でご確認ください。

SEO(検索エンジン最適化)

Web検索ユーザーがGoogleYahoo!などの検索エンジンで自社の商品やサービスに関するキーワードを検索すると、検索結果で自社ページがトップページ(上位ページ)に表示されるようアクセスを増やす施策。色々なキーワードを散りばめて良質な記事として検索エンジンごと(主にGoogle)に認識されると上位に表示されやすくなる。

LPO(ランディングページ最適化)

Web検索ユーザーがGoogleYahoo!などの検索エンジンやWeb広告からアクセスし、最初にたどり着くページをLP(ランディングページ)と言います。そのLP(ランディングページ)を検索ユーザーのニーズに合わせて最適化し、ページのCVR(コンバージョンレート=成約率)を上げる(パフォーマンスを改善していく)施策。

EFO(入力フォーム最適化)

ユーザーに情報を入力してもらいたいときに設置している入力フォームの入力率を向上させて送信しやすくすることをEFO(入力フォーム最適化)と言います。

アフィリエイト広告

広告主が定めた成果指標(問い合わせ、申し込み、資料請求、購入など)が達成された場合に、広告掲載側(例:ブロガーやサイト運営者)に成果手数料を支払うものをアフィリエイト広告と言います。アフィリエイトは「提携する」という意味。基本的に成果報酬型の課金方式のため、広告主側は成果が発生しない限り成果手数料を支払う必要がない。

リスティング広告

Web検索ユーザーがGoogleYahoo!などの検索エンジンでの検索結果にて広告枠に表示されるのがリスティング広告です。SEOとは違いお金を使って露出を狙う手法で、キーワード単位でオークション形式の入札が行われ入札額が大きい順に掲載順位が決定します。検索キーワードに関連したテキスト広告を出せるのが特徴。

バナー広告

特定のWebメディアにバナーを貼り、アクセスしたユーザーに広告を表示する広告です。純広告型バナー広告(特定のサイトの広告枠を買取り、バナー掲載される広告)や運用型バナー広告(ランダムでバナー掲載される広告)があります。運用型バナー広告で有名なのはGDN(Google運用型バナー広告)、YDN(Yahoo!運用型バナー広告)。

ディスプレイ広告

Webメディアの広告枠に表示される全ての広告のことをディスプレイ広告という。バナー広告と似ているが、バナー広告はディスプレイ広告の一部です。

アドネットワーク広告

複数の広告媒体によって作られたネットワークを通じて多数のWebサイトで広告を配信する手法です。アドネットワークが登場するまでは広告主がいちいち各媒体に広告掲載の依頼をする手間がありましたが、広告主は一括で広告を配信することが可能になりました。

リターゲティング広告

一度Webサイトにアクセスしたユーザーに対してターゲティングできる広告手法のことをリターゲティング広告と言います。GoogleではリマーケティングYahoo!ではサイトリターゲティングと呼び名が変わります。

ウェビナー(Webセミナー、オンラインセミナー)

オンライン上で行うセミナーをウェビナーと言います。「ウェブ」と「セミナー」が組み合わさった言葉でWebセミナー、オンラインセミナーとも呼ばれます。最近ではZoomウェビナーが有名です。

メルマガ(メールマガジン

企業やWebサイト運営者から複数の購読希望者へ一斉配信されるメールをメルマガ(メールマガジン)と呼ばれます。

メールマーケティング

メルマガを配信するだけではなく、Webユーザーのアクション毎に内容や配信時間を修正して配信するマーケティング手法をメールマーケティングと言います。

SNS(ソーシャルメディア)対策

SNS(LINE、FacebookInstagramTwitterなど)を活用して自社または自社ブランドの公式アカウントを作り、ユーザーとのつながりやコミュニケーションを通して自社のWebサイトへアクセスを促進する手法。公式アカウントの「中の人」が重要な役割を果たします。

SNS広告

SNS(LINE、FacebookInstagramTwitterなど)のプラットフォームに配信する広告のことをSNS広告と言います。よくSNSのタイムラインやストーリーズ、おすすめアカウントに表示される広告が該当します。

ページビュー(PV)

Webページが何回アクセスされたかを表す指標です。WebユーザーがアクセスしてWebページを表示するごとにPV数は1増えます。

コンバージョン(CV)

Webサイトにおけるコンバージョンはアクセスユーザーがある特定の目標アクションを起こしてくれた最終成果のことを言います。

インプレッション数

Webサイトにおけるインプレッション数は広告の表示回数のことを言います。

エンゲージメント

企業や商品、ブランドなど消費者との親密な関係性のことをエンゲージメントと言います。

直帰率

Webサイトにアクセスしたセッション(訪問)のうち、直帰したセッションの割合のことを言います。ちなみに直帰とはサイト内でアクセスしたページのみを見てそのままWebサイトから出るユーザーのアクションのことです。

離脱率

Webサイトにアクセスしたユーザーがサイト外へ出るアクションことを言います。直帰は離脱の一部です。